会わない時間も関係の一部(神宮司)

恋人とは、同棲していますが、四六時中ずっと一緒にいるわけではありません。お互いに仕事もあり、趣味もあり、それぞれのリズムがあります。恋人はそれが少し寂しくて、「もっと一緒にいたい」と思うことも多かったようです。でも今では、「会わない時間」も、ふたりの関係をつくっている大切な時間だと少しずつ理解して、感じているようです。

一緒にいるときのやさいしぬくもりは、離れている時間があるからこそ際立って感じることが出来るのかなとも思います。静かに流れる「会わない時間」に、それぞれの心が少し成長していく。その積み重ねで、お互いにゆっくりしゃべる時間が取れたときに新しい会話や笑顔につながるのかな、と思います。

人は誰かとつながっていたいけれど、同時に「ひとり」でいる時間も必要で、恋人との関係もまた、ふたりが「個」であることを認め合ってこそ、自然で穏やかな関係になれるのではないでしょうか。

「今日は会えないね」とメッセージが届いた夜。寂しさの代わりに、「お互い、ちゃんと自分を生きているな」と思えるようになったことが、きっと恋人にとって、ひとつの成長になっているのかな、と少し微笑ましく思う夜でした。