日常
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一月の夜
時計の針の音がいつもより大きく聞こえました。 神宮司「一月の夜は言葉がちょっぴり重くなりますね」 アリスガワ「考えがすっと深く沈んでいく感じがします」 神宮司「…
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パニックと距離
夜の部屋は昼よりも少しだけ広く感じられました。 アリスガワ「なくなってくれたらいいのにと願ってしまいます」 神宮司「なくそうとするとかえって名前を呼んでしまいま…
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冬の匂い
ドアを開けた瞬間冷たい空気が部屋に入り込みました。 アリスガワ「冬の空気の匂いを嗅ぐと理由もなく胸がきゅっとします」 神宮司「匂いは記憶の扉を許可なく開けてしま…
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五年目の暮らし
洗濯物がいつもの位置で静かに揺れていました。 神宮司「一緒に暮らして5年ですね。気付いたらあっという間でしたね」 アリスガワ「なぜだか大きな出来事より何もなかっ…
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冬の朝
カーテン越しの光がまだ弱々しく床に落ちていました。 アリスガワ「寒い朝は体が自分のものじゃないみたいです」 神宮司「きっと冬の体は命を守るために少し鈍くなってく…
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書かれなかった目標
机の上には、開かれないままのノートがありました。 神宮司「今年は紙に目標を書きましたか」 アリスガワ「いえ、まだ白紙のままで閉じてしまいました」 神宮司「白紙で…
